カバーレターの書き方
今年も就職活動の季節がやってきました。
外資系企業の就職を目指す方、転職、または海外での就職を希望
される方にとって、英文履歴書につける初めてのカバーレター。
なじみがないだけに途方に暮れてしまうと言う方がほとんどでは
ないでしょうか?
書き方や文例は「英文 カバーレター」で検索すればたくさんヒット
しますので、まず検索してみましょう。
ネットの世界では「聞く前にググれ」という言葉があるように、
いくつも文例をみているうちに、なんとなくイメージが湧いてくる
はずです。
その上で良い翻訳につながる日本語の原文を書くコツを、全5回に
渡って更新します。とても具体的、実用的な内容になっています。
第1回 : 1.カバーレターの構成 2.書き方
第2回 : 3.4.応募動機の書き方
第3回 : 5.6.自分の売り込み方
第4回 : 7.8.文末に書くべきこと
第5回 : まとめ
コツを抑えて自分のカラーを表現し、個性あるカバーレターを
作りましょう!就職活動シーズンにぜひお役立てください。
【カバーレターの書き方のコツ 第1回 構成と書き方】
1.構成は、英語と同じ順番で書く。
日本語で整った文になっていると、逆に英文にし難いものです。
カバーレターは基本的に3段落構成です。
・第一段落:「なぜ応募するに至ったか」
・第二段落:「売り込み」
・第三段落:「意気込み」
こうすると綺麗な文書が出来あがります。
2.書き方は具体的に
英語では日本語より具体的な表現が求められます。
無意識に主語を省略しないことはもちろんですが、
「貴社の仕事を○○プロジェクトで請け負ったことがある××は
私の友人で、その××がこうした求人があることを教えてくれました」
ぐらいの詳しさで書いてみてください。
公的なメディアで知った場合も「何月何日付の△△新聞朝刊の求人
広告で知りました」は最低限必要です。
【カバーレターの書き方のコツ 第2回 応募動機の書き方】
3.応募動機も具体的に
「○○社での仕事をして以来、ずっと××のポジションを探して
いました」
「海外での建設プロジェクトに加わりたいという考えは常に持って
いました」
「御社の××の活動に注目していました」など、この仕事だから
応募したのだということをバーンと打ち出します。少し大げさぐらい
でいいのです。
4.その仕事を知っていることをアピール
次の段落でもいいのですが、募集がかかっている職種について十分
知っていて応募しているのだということを印象づけましょう!
【カバーレターの書き方のコツ 第3回 自分の売り込み方】
5.売り込みは図々しく
ライバルの中から書類選考で差をつけるためには、コンパクトに
かつ印象的に売り込みます。
ポイントは、自己PRではその求人に自分が適任かを具体的に述べる
ことです。
「××旅行中に目にした△△に強い印象を受けました」ではなく、
「国内で砂防ダムを○件手がけており、中には地滑り地帯での困難
な工事もありました。どんな地盤でも対応できる自信があります。」
十分な経験がない場合も「熱意でカバーします」では落ちますよ。
「海外での生活体験はありませんが、日本を訪れる人々をみていて、
逆の立場であれば異文化の中でどう振る舞うべきなのかを常に考え
てきました」
「大学で地方の農村との交流事業の立ち上げと運営に関わりました」
(中心人物じゃなくてもそこまで書く必要はありません)など、
経験をかき集めて売り込みましょう。
6.自分は適任だと強調
3.と4.で書いたように、まず求人がかかっているポジションに
ついてよく調べておくことが大事です。その上で自分がいかに適任
かを書きましょう。
相手の立場になって「私はあなたが欲しい人材ですよ」という書き
方をするのがコツです。
【カバーレターの書き方のコツ 第4回 文末に書くべきこと 】
7.意気込みは最後に
日本語ではついつい中心に書いてしまう抽象的意欲や、将来への夢
は最後に書きます。
「採用していただければ、チームの一員として海外進出プロジェクト
を成功に導くためにしっかり働きたいと思っています」
「△△活動をさらに発展させるために努力を惜しまないつもりです」
などを書くのはここです。
8.連絡方法や日取りなどは具体的に
最後に「ご連絡をお待ちしています」「良いニュースを聞けるのを
心待ちにしています」などと書くわけですが、ちょっとしたヒント。
「今月中に」「○○の前に」「できれば○月までに」など、期限を
匂わせましょう。
実は日本でもアメリカでも、人事担当者は断りの知らせを書くのが
とても気が重く、放置されてしまうことも多いのだそうです。
応募しているこちらとしては、落ちたら落ちたでハッキリしないと
次に進めませんから、期限を書いておけば、後で問い合わせをする
ときも気が楽です。
目立たないようにさりげなく、でも早く確保してくれないと次に
行っちゃうよ?自分は引く手あまたの人材なんだよ?と匂わせる
感じで入れてみると効果的です。
【カバーレターの書き方のコツ 第5回 まとめ】
では頑張って謙虚さを振り捨てて、原文を書いてみてくださいね。
本当は、欧米でも謙虚な人間は尊敬されます。でもあなたはもともと
謙虚でまじめな人なのですから、自然とそれはにじみ出てきます。
安心して売り込んでください。
そして大切な翻訳は私たちが心を込めてお引き受けします。
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳スタッフ103が担当しました。
行間を読む翻訳。リピート率95%のプロフェッショナルサービス。


外資系企業の就職を目指す方、転職、または海外での就職を希望
される方にとって、英文履歴書につける初めてのカバーレター。
なじみがないだけに途方に暮れてしまうと言う方がほとんどでは
ないでしょうか?
書き方や文例は「英文 カバーレター」で検索すればたくさんヒット
しますので、まず検索してみましょう。
ネットの世界では「聞く前にググれ」という言葉があるように、
いくつも文例をみているうちに、なんとなくイメージが湧いてくる
はずです。
その上で良い翻訳につながる日本語の原文を書くコツを、全5回に
渡って更新します。とても具体的、実用的な内容になっています。
第1回 : 1.カバーレターの構成 2.書き方
第2回 : 3.4.応募動機の書き方
第3回 : 5.6.自分の売り込み方
第4回 : 7.8.文末に書くべきこと
第5回 : まとめ
コツを抑えて自分のカラーを表現し、個性あるカバーレターを
作りましょう!就職活動シーズンにぜひお役立てください。
【カバーレターの書き方のコツ 第1回 構成と書き方】
1.構成は、英語と同じ順番で書く。
日本語で整った文になっていると、逆に英文にし難いものです。
カバーレターは基本的に3段落構成です。
・第一段落:「なぜ応募するに至ったか」
・第二段落:「売り込み」
・第三段落:「意気込み」
こうすると綺麗な文書が出来あがります。
2.書き方は具体的に
英語では日本語より具体的な表現が求められます。
無意識に主語を省略しないことはもちろんですが、
「貴社の仕事を○○プロジェクトで請け負ったことがある××は
私の友人で、その××がこうした求人があることを教えてくれました」
ぐらいの詳しさで書いてみてください。
公的なメディアで知った場合も「何月何日付の△△新聞朝刊の求人
広告で知りました」は最低限必要です。
【カバーレターの書き方のコツ 第2回 応募動機の書き方】
3.応募動機も具体的に
「○○社での仕事をして以来、ずっと××のポジションを探して
いました」
「海外での建設プロジェクトに加わりたいという考えは常に持って
いました」
「御社の××の活動に注目していました」など、この仕事だから
応募したのだということをバーンと打ち出します。少し大げさぐらい
でいいのです。
4.その仕事を知っていることをアピール
次の段落でもいいのですが、募集がかかっている職種について十分
知っていて応募しているのだということを印象づけましょう!
【カバーレターの書き方のコツ 第3回 自分の売り込み方】
5.売り込みは図々しく
ライバルの中から書類選考で差をつけるためには、コンパクトに
かつ印象的に売り込みます。
ポイントは、自己PRではその求人に自分が適任かを具体的に述べる
ことです。
「××旅行中に目にした△△に強い印象を受けました」ではなく、
「国内で砂防ダムを○件手がけており、中には地滑り地帯での困難
な工事もありました。どんな地盤でも対応できる自信があります。」
十分な経験がない場合も「熱意でカバーします」では落ちますよ。
「海外での生活体験はありませんが、日本を訪れる人々をみていて、
逆の立場であれば異文化の中でどう振る舞うべきなのかを常に考え
てきました」
「大学で地方の農村との交流事業の立ち上げと運営に関わりました」
(中心人物じゃなくてもそこまで書く必要はありません)など、
経験をかき集めて売り込みましょう。
6.自分は適任だと強調
3.と4.で書いたように、まず求人がかかっているポジションに
ついてよく調べておくことが大事です。その上で自分がいかに適任
かを書きましょう。
相手の立場になって「私はあなたが欲しい人材ですよ」という書き
方をするのがコツです。
【カバーレターの書き方のコツ 第4回 文末に書くべきこと 】
7.意気込みは最後に
日本語ではついつい中心に書いてしまう抽象的意欲や、将来への夢
は最後に書きます。
「採用していただければ、チームの一員として海外進出プロジェクト
を成功に導くためにしっかり働きたいと思っています」
「△△活動をさらに発展させるために努力を惜しまないつもりです」
などを書くのはここです。
8.連絡方法や日取りなどは具体的に
最後に「ご連絡をお待ちしています」「良いニュースを聞けるのを
心待ちにしています」などと書くわけですが、ちょっとしたヒント。
「今月中に」「○○の前に」「できれば○月までに」など、期限を
匂わせましょう。
実は日本でもアメリカでも、人事担当者は断りの知らせを書くのが
とても気が重く、放置されてしまうことも多いのだそうです。
応募しているこちらとしては、落ちたら落ちたでハッキリしないと
次に進めませんから、期限を書いておけば、後で問い合わせをする
ときも気が楽です。
目立たないようにさりげなく、でも早く確保してくれないと次に
行っちゃうよ?自分は引く手あまたの人材なんだよ?と匂わせる
感じで入れてみると効果的です。
【カバーレターの書き方のコツ 第5回 まとめ】
では頑張って謙虚さを振り捨てて、原文を書いてみてくださいね。
本当は、欧米でも謙虚な人間は尊敬されます。でもあなたはもともと
謙虚でまじめな人なのですから、自然とそれはにじみ出てきます。
安心して売り込んでください。
そして大切な翻訳は私たちが心を込めてお引き受けします。
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳スタッフ103が担当しました。
行間を読む翻訳。リピート率95%のプロフェッショナルサービス。




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カバーレターの書き方のコツ vol.5: カバーレターの書き方まとめ

カバーレターを作成するときのコツを紹介したこの講座も今日で終了です。
第1回 : 1.カバーレターの構成 2.書き方
第2回 : 3.4.応募動機の書き方
第3回 : 5.6.自分の売り込み方
第4回 : 7.8.文末に書くべきこと
【カバーレターの書き方のコツ 第5回 まとめ】
では頑張って謙虚さを振り捨てて、原文を書いてみてくださいね。
本当は、欧米でも謙虚な人間は尊敬されます。でもあなたはもともと謙虚で
まじめな人なのですから、自然とそれはにじみ出てきます。
安心して売り込んでください。
そして大切な翻訳は私たちが心を込めてお引き受けします。
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳者スタッフ103が担当しました。
行間を読む翻訳。短文も長文も、英語翻訳は、リピート率95%のプロフェッショナルサービス。




カバーレターの書き方のコツ vol.4:文末に書くべきこと

海外企業への就職、転職に必須の「カバーレター」についての講座、
シリーズ第4回目です。
今日の講座では、日本語で書く文章の構成とは全く異なり、一番書きたい事
を最後にもってくる、というカルチャーショックな内容です(笑)
是非これまでのコツを抑えて原文を作成し、大切なカバーレターを、
正確で親切な翻訳サービスに依頼してくださいね♪←ここ大事!
【カバーレターの書き方のコツ 第4回 文末に書くべきこと 】
7.意気込みは最後に
日本語ではついつい中心に書いてしまう抽象的意欲や、将来への夢は最後に書きます。
「採用していただければ、チームの一員として海外進出プロジェクトを成功に導くために
しっかり働きたいと思っています」
「△△活動をさらに発展させるために努力を惜しまないつもりです」
などを書くのはここです。
8.連絡方法や日取りなどは具体的に
最後に「ご連絡をお待ちしています」「良いニュースを聞けるのを心待ちにしています」
などと書くわけですが、ちょっとしたヒント。
「今月中に」「○○の前に」「できれば○月までに」など、期限を匂わせましょう。
実は日本でもアメリカでも、人事担当者は断りの知らせを書くのがとても気が重く、
放置されてしまうことも多いのだそうです。
応募しているこちらとしては、落ちたら落ちたでハッキリしないと次に進めませんから、
期限を書いておけば、後で問い合わせをするときも気が楽です。
目立たないようにさりげなく、でも早く確保してくれないと次に行っちゃうよ?
自分は引く手あまたの人材なんだよ?と匂わせる感じで入れてみると効果的です。
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳者スタッフ103が担当しています。
思いを汲んだ伝わる翻訳。英語日本語翻訳サービス。




カバーレターの書き方のコツ vol.3:自分の売り込み方

外資系企業や海外企業に就職活動をする際に必要となる、カバーレター。
多くのライバルに差をつける、日本語原文の書き方のコツ講座、
今日は「第1回:カバーレターの構成」、「第2回:応募動機の書き方」に引き続き、
第3回目、自分の売り込み方についてです。
メール翻訳サービス Whoopee!mail では、カバーレターの翻訳も承っています。
行間を読んだユーザーの立場に立った丁寧な翻訳を通して、ライバルに勝てるカバーレター
になるように、応援しています!
翻訳のご依頼はWhoopee!mail (ウーピーメール)へ!
【カバーレターの書き方のコツ 第3回 自分の売り込み方】
5.売り込みは図々しく
ライバルの中から書類選考で差をつけるためには、コンパクトにかつ印象的に
売り込みます。
ポイントは、自己PRではその求人に自分が適任かを具体的に述べることです。
「××旅行中に目にした△△に強い印象を受けました」ではなく、「国内で
砂防ダムを○件手がけており、中には地滑り地帯での困難な工事もありました。
どんな地盤でも対応できる自信があります。」
十分な経験がない場合も「熱意でカバーします」では落ちますよ。
「海外での生活体験はありませんが、日本を訪れる人々をみていて、逆の
立場であれば異文化の中でどう振る舞うべきなのかを常に考えてきました」
「大学で地方の農村との交流事業の立ち上げと運営に関わりました」
(中心人物じゃなくてもそこまで書く必要はありません)など、経験を
かき集めて売り込みましょう。
6.自分は適任だと強調
3.と4.で書いたように、まず求人がかかっているポジションについて
よく調べておくことが大事です。その上で自分がいかに適任かを書きましょう。
相手の立場になって「私はあなたが欲しい人材ですよ」という書き方をする
のがコツです。
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳者スタッフ103が担当しています。
行間を読んだカバーレターの英語翻訳は、リピート率95%のプロフェッショナルサービス。




カバーレターの書き方のコツ vol.2: 応募動機の書き方

Photo by Motoko Alexander (Photost.jp)
昨日から始めた英文カバーレターの日本語原文を書くためのコツ講座、
「第1回:カバーレターの構成について」に引き続き、今日は第2回目、応募動機の
書き方です。
原文が良くなければいい英文カバーレターが出来るはずがありませんよね。
外資系企業や海外就職をお考えの方は、ライバルに勝てる、カバーレターの
コツを掴んでくださいね。
大切な翻訳は、私たち 翻訳サービスWhoopee!mail がお引き受けします!
【カバーレターの書き方のコツ 第2回 応募動機の書き方】
3.応募動機も具体的に
「○○社での仕事をして以来、ずっと××のポジションを探していました」
「海外での建設プロジェクトに加わりたいという考えは常に持っていました」
「御社の××の活動に注目していました」など、この仕事だから応募したのだ
ということをバーンと打ち出します。少し大げさぐらいでいいのです。
4.その仕事を知っていることをアピール
次の段落でもいいのですが、募集がかかっている職種について十分知っていて
応募しているのだということを印象づけましょう!
今回のシリーズは、Whoopee!mail 翻訳者スタッフ103が担当しています。
カバーレターの英語翻訳は




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