ロンドンオリンピック vol.2
日本の水泳チームがやってきて大興奮のバジルドン市 Basildon の様子のレポートの続きです!
3.早速到着!
7月になり、いよいよチームが到着が始まりました。ローカル新聞には早速、
"Swim team boss praises pool"というタイトルで、パラリンピック峰村史世コーチの
記事が載っていました。
Fumiyo Minemura….(略) gave the Sporting Village the thumbs up.
「峰村史世コーチは、Sporting Villageに対して大満足。」
<英文解説>
"thumbs up"とは、"two thumbs up"、つまり親指を二つ上向きにあげて「大満足」とか、
「上出来」という意味です。
<詳しくはこちら> Echo
4.練習 (1)
この施設の50メートルプールは、ガラス張りになっているので、練習風景をバッチリ見る
ことができます。

この写真からも分かるように、選手らは窓際に座ったりする為かなり接近することができます。
この日も1メートルないのではと思われることすらありました。皆、藍色と赤のジャージにJAPANと
書かれたマーク。「これが日本のオリンピックチームなんだ。すごいな~。」と思いながら感慨に
耽っていると、私の隣にいる息子(5歳)が日本チームの気を引こうとしてか「バイバ~イ、がんばって!」と、
手をふりまくっていましたが(汗)、日本チームの皆様は本当に心が広く、バイバイをしてくれたり、
会釈をしてくれたり、「日本人の方ですか?」と声をかけて頂いたり、中には息子の頭をなでなでして
くれた方もいらっしゃいました。
この日はオリンピックトーチを見学しにいったのですが、日本の選手の皆様とこんな形で接触することが出来、
一生の思い出となる一日を過ごすことができました。

上の写真は、オリンピックのトーチが日本チームのいる50メートルプールへやって来た時の写真です。
ガラスの反射で上手く映っていませんが、真ん中の火がオリンピックのトーチです。上に、電子版の
連絡ボードがあるのですが、
Basildon Sporting Village Would to Welcome The Japanese Swim Team
と書いてあるのが分かるでしょうか?
4.練習 (2)
オリンピックまであと少し。7月18日、家のポストにバジルドン市の新聞 Borough Diary
(News from Basildon Council)が入っており、トビウオチームのことが、2つの記事にわたって
掲載されていました。
<詳しくはこちら> Borough Diary
いずれもとても日本のチームに対してポジティブな記事なのですが、私が「すごいな~。」と
思わせられたのは以下のパラグラフです。
Throughout their stay they have planned sessions for public swimmers to join them,
will be running coaching sessions, and giving opportunities for schoolchildren to come and watch.
Their desire to engage with the local community can not be praised enough and I am sure that
residents will get behind them and support them in the forthcoming games.
「滞在期間中、彼らは、一般の泳ぎにきた人が彼らと交われるセッションを設け、
コーチングセッションを行い、また学校の子供たちが来て見学する機会も設けている。
彼らのローカルコミュニティーと交わろうとする気持ちは本当に(言葉であらわせないほど)すばらしく、
地域の人々は来る大会で彼らを応援・サポートすると確信しています。」
<英文解説>
can not be praised enough : cannot be…enough いくら~しても…しすぎない、という言い回し。
直訳すると :
彼らのローカルコミュニティーと交わろうとする意欲は、賞賛しすぎても言いたりないが…
意訳すると :
ローカルコミニティーと交わろうとする気持ちは、本当に言葉に表せないほどすばらしく…
オリンピックという人生の大きな節目となる大会を前にして、ナーバスになるのが当たり前の中、
こうした配慮・優しさのあるサービスが出来ること、日本チームは本当にすごいと思います。
来週からのゲームでその活躍を心からお祈りしています!
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3.早速到着!
7月になり、いよいよチームが到着が始まりました。ローカル新聞には早速、
"Swim team boss praises pool"というタイトルで、パラリンピック峰村史世コーチの
記事が載っていました。
Fumiyo Minemura….(略) gave the Sporting Village the thumbs up.
「峰村史世コーチは、Sporting Villageに対して大満足。」
<英文解説>
"thumbs up"とは、"two thumbs up"、つまり親指を二つ上向きにあげて「大満足」とか、
「上出来」という意味です。
<詳しくはこちら> Echo
4.練習 (1)
この施設の50メートルプールは、ガラス張りになっているので、練習風景をバッチリ見る
ことができます。

この写真からも分かるように、選手らは窓際に座ったりする為かなり接近することができます。
この日も1メートルないのではと思われることすらありました。皆、藍色と赤のジャージにJAPANと
書かれたマーク。「これが日本のオリンピックチームなんだ。すごいな~。」と思いながら感慨に
耽っていると、私の隣にいる息子(5歳)が日本チームの気を引こうとしてか「バイバ~イ、がんばって!」と、
手をふりまくっていましたが(汗)、日本チームの皆様は本当に心が広く、バイバイをしてくれたり、
会釈をしてくれたり、「日本人の方ですか?」と声をかけて頂いたり、中には息子の頭をなでなでして
くれた方もいらっしゃいました。
この日はオリンピックトーチを見学しにいったのですが、日本の選手の皆様とこんな形で接触することが出来、
一生の思い出となる一日を過ごすことができました。

上の写真は、オリンピックのトーチが日本チームのいる50メートルプールへやって来た時の写真です。
ガラスの反射で上手く映っていませんが、真ん中の火がオリンピックのトーチです。上に、電子版の
連絡ボードがあるのですが、
Basildon Sporting Village Would to Welcome The Japanese Swim Team
と書いてあるのが分かるでしょうか?
4.練習 (2)
オリンピックまであと少し。7月18日、家のポストにバジルドン市の新聞 Borough Diary
(News from Basildon Council)が入っており、トビウオチームのことが、2つの記事にわたって
掲載されていました。
<詳しくはこちら> Borough Diary
いずれもとても日本のチームに対してポジティブな記事なのですが、私が「すごいな~。」と
思わせられたのは以下のパラグラフです。
Throughout their stay they have planned sessions for public swimmers to join them,
will be running coaching sessions, and giving opportunities for schoolchildren to come and watch.
Their desire to engage with the local community can not be praised enough and I am sure that
residents will get behind them and support them in the forthcoming games.
「滞在期間中、彼らは、一般の泳ぎにきた人が彼らと交われるセッションを設け、
コーチングセッションを行い、また学校の子供たちが来て見学する機会も設けている。
彼らのローカルコミュニティーと交わろうとする気持ちは本当に(言葉であらわせないほど)すばらしく、
地域の人々は来る大会で彼らを応援・サポートすると確信しています。」
<英文解説>
can not be praised enough : cannot be…enough いくら~しても…しすぎない、という言い回し。
直訳すると :
彼らのローカルコミュニティーと交わろうとする意欲は、賞賛しすぎても言いたりないが…
意訳すると :
ローカルコミニティーと交わろうとする気持ちは、本当に言葉に表せないほどすばらしく…
オリンピックという人生の大きな節目となる大会を前にして、ナーバスになるのが当たり前の中、
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ロンドンオリンピック vol.1
もうすぐロンドンオリンピックですね!
Whoopee!mail の翻訳者メンバーが住むバジルドン市に、日本の水泳チームが
やってきたそうです!その模様を現地からレポートしてもらいました。
1.Basildon バジルドンとは?
私の住むバジルドン市は、日本人にとってあまりなじみのない町ですが、
昔ながらの町ではなく、第二次大戦後のロンドンの人口増加の対策の一つとして
発展した計画都市です。ロンドン中心部からは電車C2C(※ロンドンCityから東の海まで
走っている線→City to Sea→C2C)で35分。一般のTubeやRailwayの地図で、
パッと見ただけではわからないのですが、ロンドン中心部にあるFenchurch駅は、
地下鉄駅Tower Bridgeと同じ駅といっても過言ではないほど近く、そのため乗り換え
さえすればロンドンのどこへでもいけるような駅です。C2C線でFenchurch駅からWestham駅へ行き、
Jubilee lineに乗り換えてStratfordへ行けば、そこはもうオリンピックスタジアムです。
バジルドン市は、計画都市ということもあり、道路が比較的整備されており、スーパーや商店街も
うまい具合に分散されています。そのため週末に一箇所がひどい交通渋滞になるようなことはない
という利点があります。人柄もロンドンの人に都市特有の冷たさのようなものがあるとすれば、
こちらは緑が多く、どちらかというと素朴で温かみがある人が多いでしょうか。道を歩いていると
犬を散歩する人に声をかけてもらったりすることも多く、クリスマスになると近所の知らない人からも
クリスマスカードが届いていたりします。最近では、人気番組British Got TalentのDiversityや、
ユーロビジョンJosh Dubovieが出ており、若者文化が盛んな印象もあります。
2.バジルドンに日本の水泳チーム!
さて2012年春、日本の水泳チームがオリンピックに向けてここバジルドンにあるスポーツ施設を
合宿地に選びました。"Basildon Sporting Village"というこの施設は、最近、バジルドン駅の近くの
Glouster Parkという公園の中にドーンと建てられたスポーツ施設です。ざっと見ただけでも陸上競技場、
サッカー場、マシンジム施設、体操用施設(2つ)、50メートルプール、子供用プール、ロッククライミング
施設、バドミントンや空手用の体育館のようなスペースがいくつもある施設です。
私も、子供の習い事でお世話になっているのですが、お手ごろ価格で快適な施設です。ここへ行くには、
バジルドン駅から施設近くにバスが通っているのですが、本数が少ないので、タクシーかミニキャブ
(1区間程度)がお勧めです。天気のいい日は徒歩であれば回り道せず、ほぼまっすぐ行けるのでお勧めです。
日本の水泳チームがこのSporting Villageで合宿をすると決まったとき、こちらのローカル新聞では、
「日本チームがバジルドンに練習をしにくることになった!」「世界一のチームが来てくれる!」と
いった記事が掲載され、とても友好的・ポジティブなフレーズに日本人の私は嬉しく思ったものです。
そして6月初め頃、先のスポーツ施設入り口に、日本語で「ようこそ、バジルドンへ」と書かれた大きな
シートが掲げられました。

日本チームの練習のため、ローカルの人たちの水泳教室のスケジュールが変更になったのですが、
その変更連絡ですら書き出しが、以下のように興奮に満ちています。
Dear Parents/Guardian (ご両親/保護者の皆様へ)
Great News (←大文字+太字)
The Japanese Olympic Swimming team have chosen Basildon Sporting Village for their pre-Olympic Training.
「日本のオリンピックチームが、オリンピック前トレーニングのため、バジルドン・スポーティング・ビレッジを選んでくれました。」
また施設の2階には、北京オリンピック金メダリスト北島康介選手のサイン入りジャージが、
とってもいい感じで飾られています。バジルドンでは、日本人を見かけることはめったにありませんが、
こんなに歓迎されている様子をみると、一日本人としてとても嬉しく感じます。

明日につづきます~
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やってきたそうです!その模様を現地からレポートしてもらいました。
1.Basildon バジルドンとは?
私の住むバジルドン市は、日本人にとってあまりなじみのない町ですが、
昔ながらの町ではなく、第二次大戦後のロンドンの人口増加の対策の一つとして
発展した計画都市です。ロンドン中心部からは電車C2C(※ロンドンCityから東の海まで
走っている線→City to Sea→C2C)で35分。一般のTubeやRailwayの地図で、
パッと見ただけではわからないのですが、ロンドン中心部にあるFenchurch駅は、
地下鉄駅Tower Bridgeと同じ駅といっても過言ではないほど近く、そのため乗り換え
さえすればロンドンのどこへでもいけるような駅です。C2C線でFenchurch駅からWestham駅へ行き、
Jubilee lineに乗り換えてStratfordへ行けば、そこはもうオリンピックスタジアムです。
バジルドン市は、計画都市ということもあり、道路が比較的整備されており、スーパーや商店街も
うまい具合に分散されています。そのため週末に一箇所がひどい交通渋滞になるようなことはない
という利点があります。人柄もロンドンの人に都市特有の冷たさのようなものがあるとすれば、
こちらは緑が多く、どちらかというと素朴で温かみがある人が多いでしょうか。道を歩いていると
犬を散歩する人に声をかけてもらったりすることも多く、クリスマスになると近所の知らない人からも
クリスマスカードが届いていたりします。最近では、人気番組British Got TalentのDiversityや、
ユーロビジョンJosh Dubovieが出ており、若者文化が盛んな印象もあります。
2.バジルドンに日本の水泳チーム!
さて2012年春、日本の水泳チームがオリンピックに向けてここバジルドンにあるスポーツ施設を
合宿地に選びました。"Basildon Sporting Village"というこの施設は、最近、バジルドン駅の近くの
Glouster Parkという公園の中にドーンと建てられたスポーツ施設です。ざっと見ただけでも陸上競技場、
サッカー場、マシンジム施設、体操用施設(2つ)、50メートルプール、子供用プール、ロッククライミング
施設、バドミントンや空手用の体育館のようなスペースがいくつもある施設です。
私も、子供の習い事でお世話になっているのですが、お手ごろ価格で快適な施設です。ここへ行くには、
バジルドン駅から施設近くにバスが通っているのですが、本数が少ないので、タクシーかミニキャブ
(1区間程度)がお勧めです。天気のいい日は徒歩であれば回り道せず、ほぼまっすぐ行けるのでお勧めです。
日本の水泳チームがこのSporting Villageで合宿をすると決まったとき、こちらのローカル新聞では、
「日本チームがバジルドンに練習をしにくることになった!」「世界一のチームが来てくれる!」と
いった記事が掲載され、とても友好的・ポジティブなフレーズに日本人の私は嬉しく思ったものです。
そして6月初め頃、先のスポーツ施設入り口に、日本語で「ようこそ、バジルドンへ」と書かれた大きな
シートが掲げられました。

日本チームの練習のため、ローカルの人たちの水泳教室のスケジュールが変更になったのですが、
その変更連絡ですら書き出しが、以下のように興奮に満ちています。
Dear Parents/Guardian (ご両親/保護者の皆様へ)
Great News (←大文字+太字)
The Japanese Olympic Swimming team have chosen Basildon Sporting Village for their pre-Olympic Training.
「日本のオリンピックチームが、オリンピック前トレーニングのため、バジルドン・スポーティング・ビレッジを選んでくれました。」
また施設の2階には、北京オリンピック金メダリスト北島康介選手のサイン入りジャージが、
とってもいい感じで飾られています。バジルドンでは、日本人を見かけることはめったにありませんが、
こんなに歓迎されている様子をみると、一日本人としてとても嬉しく感じます。

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英語でプレゼンテーション vol.1
6月にブログで紹介した、アメリカの司会者オプラ・ウィンフリーによる
卒業式のスピーチのように、上手なプレゼンは、聴衆と1対1の会話でも
しているかのように、聞き手が頷き、前のめりになってくるもの。
今月は、オプラの演説の仕方を例に、プレゼンテーションスキルについて
翻訳者127が解説します。
西洋社会でプレゼンテーションは重要なスキルの1つ。
学校でも「ディベート」や「プレゼンテーション」の授業がよく行われます。
1ヶ月ほど前、私の子供(5歳)の学校でも、プレゼンテーションコンテストが行われ、
6-7歳の男の子と女の子が学校代表に選ばれました。
1人は「イルカが世界で一番にすばらしい動物である」、もう1人は「先生に口答えを
してはいけない」という内容で、市のディベート大会に参加。彼らに対する審査員からの
評価は、「理論的。よく練られていて、マナーもよろしい。」とのこと。。
「エ~、だってまだ6-7歳の作文じゃ~ん。。」というのが正直な感想なのですが、
「郷に入っては郷に従え」で、こうした文化をまるっきり無視するわけにもいきません。
日本でプレゼンの教育を受けていない私は、アメリカ留学当初、プレゼンで原稿を棒読みして
自己嫌悪になることがよくありました。(もちろん原稿を読むことがそもそもプレゼンではNG)。
オプラのように自信に溢れ、聞き手を引き込める人をみると、とても羨ましく思ったものです。
グループプレゼンテーションの際に、自分は全く下調べをしていないのに、私の資料をサラサラっとみて、
まるで専門家のごとく流暢に喋れる人をみて「ちょっと~、それ私の資料なのにぃ~。なんで私以上に
分かったようなことが言えるの~?!」と思うことも多々ありました。反省と悔しさから、プレゼンの
課題は、資料や写真に力を入れて点数稼ぎをした時期もありました。
プレゼンに試行錯誤していたある日、日系移民の歴史についてプレゼンするという課題が与えられ、
偶然にも滅多に手に入らない衝撃的な日系移民差別の写真を持っていた私は、それを利用して
プレゼンテーションを行いました。言葉はいつものように原稿を元にした読み中心の情けない
プレゼンだったと思います。でも資料として使った写真がセンセーショナルだったからかでしょうか。
聞き手を引き込んで感動させることに成功したようで、評価「A+」をもらいました。その瞬間、
私の中でプレゼンについてのパラダイムシフトが起こり、プレゼンテーションは、「自分の知見を
見せびらかすもの」ではなく、「相手の心をどれだけ動かすことができか、なんだ」と思うように
なったのです。それからは肩の荷が少しとれ、喋ることによって人の心を動かすようなプレゼンが
多少出来るようになりました。プレゼンテーションのあと、知らないクラスメートから、
「I liked your presentation!」「Your presentation was great!」と言われることも!
Point 1. プレゼンでは、イントロで聞き手をグイグイ引き込んでゆく構成が重要。
「聴衆が誰なのか?」、彼らは「どんなことを自分から聞きたがっているのか?」を
よく吟味します。一般にはここで"Ice Breaking" : 演説者と聴衆の壁を砕くため、
よくジョークを言うことがあります。
オプラのスピーチの場合、聴衆=黒人女学生(往々にして勤勉な集団である)で、
これはオプラ自分が通った道でもあるわけですから、ジョークなんてまどろっこしいことはせず、
先輩として、短刀直入に自分の思いをそのまま述べていきます。
“I see reflection of myself in your eyes“
「あなた達の目の中に自分が映っているのが見える。」
つまり、「あなた達をみていると、昔の自分をみているようだわ」
"Your crown has been paid for. Put it on your head and wear it."
「今あなた達は、王冠をやっと獲得したのよ。堂々とかぶって見せびらかしなさい!」
と言って卒業生を持ちあげ、間髪入れずに、以下の言葉で同席している家族たちをも
ぐっと引き込んでいます。
「貴方がここにいるのは、あなた達のおばあちゃんたちがの精神があってからのこそ。」
" You are here because of your breath of your grandmother"
同じ道を歩んできたからこそ、出てくるオプラならではの言葉ですね。
次回は、イントロのテクニックの1つ、"Ice Breaking" の例について解説します。
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卒業式のスピーチのように、上手なプレゼンは、聴衆と1対1の会話でも
しているかのように、聞き手が頷き、前のめりになってくるもの。
今月は、オプラの演説の仕方を例に、プレゼンテーションスキルについて
翻訳者127が解説します。
西洋社会でプレゼンテーションは重要なスキルの1つ。
学校でも「ディベート」や「プレゼンテーション」の授業がよく行われます。
1ヶ月ほど前、私の子供(5歳)の学校でも、プレゼンテーションコンテストが行われ、
6-7歳の男の子と女の子が学校代表に選ばれました。
1人は「イルカが世界で一番にすばらしい動物である」、もう1人は「先生に口答えを
してはいけない」という内容で、市のディベート大会に参加。彼らに対する審査員からの
評価は、「理論的。よく練られていて、マナーもよろしい。」とのこと。。
「エ~、だってまだ6-7歳の作文じゃ~ん。。」というのが正直な感想なのですが、
「郷に入っては郷に従え」で、こうした文化をまるっきり無視するわけにもいきません。
日本でプレゼンの教育を受けていない私は、アメリカ留学当初、プレゼンで原稿を棒読みして
自己嫌悪になることがよくありました。(もちろん原稿を読むことがそもそもプレゼンではNG)。
オプラのように自信に溢れ、聞き手を引き込める人をみると、とても羨ましく思ったものです。
グループプレゼンテーションの際に、自分は全く下調べをしていないのに、私の資料をサラサラっとみて、
まるで専門家のごとく流暢に喋れる人をみて「ちょっと~、それ私の資料なのにぃ~。なんで私以上に
分かったようなことが言えるの~?!」と思うことも多々ありました。反省と悔しさから、プレゼンの
課題は、資料や写真に力を入れて点数稼ぎをした時期もありました。
プレゼンに試行錯誤していたある日、日系移民の歴史についてプレゼンするという課題が与えられ、
偶然にも滅多に手に入らない衝撃的な日系移民差別の写真を持っていた私は、それを利用して
プレゼンテーションを行いました。言葉はいつものように原稿を元にした読み中心の情けない
プレゼンだったと思います。でも資料として使った写真がセンセーショナルだったからかでしょうか。
聞き手を引き込んで感動させることに成功したようで、評価「A+」をもらいました。その瞬間、
私の中でプレゼンについてのパラダイムシフトが起こり、プレゼンテーションは、「自分の知見を
見せびらかすもの」ではなく、「相手の心をどれだけ動かすことができか、なんだ」と思うように
なったのです。それからは肩の荷が少しとれ、喋ることによって人の心を動かすようなプレゼンが
多少出来るようになりました。プレゼンテーションのあと、知らないクラスメートから、
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Point 1. プレゼンでは、イントロで聞き手をグイグイ引き込んでゆく構成が重要。
「聴衆が誰なのか?」、彼らは「どんなことを自分から聞きたがっているのか?」を
よく吟味します。一般にはここで"Ice Breaking" : 演説者と聴衆の壁を砕くため、
よくジョークを言うことがあります。
オプラのスピーチの場合、聴衆=黒人女学生(往々にして勤勉な集団である)で、
これはオプラ自分が通った道でもあるわけですから、ジョークなんてまどろっこしいことはせず、
先輩として、短刀直入に自分の思いをそのまま述べていきます。
“I see reflection of myself in your eyes“
「あなた達の目の中に自分が映っているのが見える。」
つまり、「あなた達をみていると、昔の自分をみているようだわ」
"Your crown has been paid for. Put it on your head and wear it."
「今あなた達は、王冠をやっと獲得したのよ。堂々とかぶって見せびらかしなさい!」
と言って卒業生を持ちあげ、間髪入れずに、以下の言葉で同席している家族たちをも
ぐっと引き込んでいます。
「貴方がここにいるのは、あなた達のおばあちゃんたちがの精神があってからのこそ。」
" You are here because of your breath of your grandmother"
同じ道を歩んできたからこそ、出てくるオプラならではの言葉ですね。
次回は、イントロのテクニックの1つ、"Ice Breaking" の例について解説します。
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"Do the right thing"
オプラのスピーチの3つのポイントにまとめられたうち、残りの2つを紹介します。
②自分の才能を使って与えること : "Find a way to serve"
与えることの大切さを強調したもの。与えなさい(Find a way to serve)。
「偉大さ」とは、与えることによって定義されるもの:"Great is determined by service."
自分の才能・スキルを使って与えなさい。彼女はある時期から、有名になることとか、テレビに
映ること等を目標にするのではなく、自分自身がテレビを「利用」して与えるようになった
: "I “use” TV as a way to give back to the world." と語っています。
そしてそうした与える精神が成功の鍵となることを強調し、保証すると言っています。
③正しいことをしなさい : "Do the right thing"
皆が気づかなくとも正しいことをしなさい :
"Even when people don't know that you are doing the right thing, do the right thing."
彼女は、自分の倫理観に照らし合わせて、あるインタビューを打ち切った経験があることを語っています。
センセーショナルな話題だったから、テレビとしての話題性はあったかもしれないけど、インタビューされる側に
子供がいたと知ったとき、子供の立場を考えてインタビューを打ち切ったのだそうです。
人は、「利」に走りがち:"Go for the money"、特にアメリカではその傾向が強いからこそ、
またこれから巣立ってゆく卒業生の突入する社会ではその傾向が強くなるからこそ、
「(本当に)正しいことをしなさい」と強調したのではないだでしょうか?
オプラは、最後にこうしたことを守って生きてゆけば、すべては万事うまく。
うまくいくことを「私」が保証する。:"I promise the things will follow." と言い、自分の経験に
基づく大切なアドバイス・願いを卒業生達に捧げています。
シンプルに、親しみを込めてこれから社会に出ていく女生徒たちを励ましたオプラのスピーチは、
社会に出て何年も経つ私達の胸にも、とても響きましたね。
3回にわたって紹介したオプラのメッセージの解説はこれで終わりです。
また後日、今回のスピーチのような、英語でのプレゼンテーションのコツについて、
書いてみたいと思います。
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②自分の才能を使って与えること : "Find a way to serve"
与えることの大切さを強調したもの。与えなさい(Find a way to serve)。
「偉大さ」とは、与えることによって定義されるもの:"Great is determined by service."
自分の才能・スキルを使って与えなさい。彼女はある時期から、有名になることとか、テレビに
映ること等を目標にするのではなく、自分自身がテレビを「利用」して与えるようになった
: "I “use” TV as a way to give back to the world." と語っています。
そしてそうした与える精神が成功の鍵となることを強調し、保証すると言っています。
③正しいことをしなさい : "Do the right thing"
皆が気づかなくとも正しいことをしなさい :
"Even when people don't know that you are doing the right thing, do the right thing."
彼女は、自分の倫理観に照らし合わせて、あるインタビューを打ち切った経験があることを語っています。
センセーショナルな話題だったから、テレビとしての話題性はあったかもしれないけど、インタビューされる側に
子供がいたと知ったとき、子供の立場を考えてインタビューを打ち切ったのだそうです。
人は、「利」に走りがち:"Go for the money"、特にアメリカではその傾向が強いからこそ、
またこれから巣立ってゆく卒業生の突入する社会ではその傾向が強くなるからこそ、
「(本当に)正しいことをしなさい」と強調したのではないだでしょうか?
オプラは、最後にこうしたことを守って生きてゆけば、すべては万事うまく。
うまくいくことを「私」が保証する。:"I promise the things will follow." と言い、自分の経験に
基づく大切なアドバイス・願いを卒業生達に捧げています。
シンプルに、親しみを込めてこれから社会に出ていく女生徒たちを励ましたオプラのスピーチは、
社会に出て何年も経つ私達の胸にも、とても響きましたね。
3回にわたって紹介したオプラのメッセージの解説はこれで終わりです。
また後日、今回のスピーチのような、英語でのプレゼンテーションのコツについて、
書いてみたいと思います。
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"You must have some vision for your life."
さて、オプラのスピーチは、イントロの後、3つのポイントにまとめられています。
①自分が誰なのかを知ること : Know who you are and what you want
②自分の才能を使って与えること : Find a way to serve
③正しいことをすること : Always do the right thing
スピーチを通して「私の言いたいことは3つだけ、たった3つだけよ」を連発し、
論理の立て方もとてもシンプルにまとまっています。
きっと学生達の頭の中はこの式の後のPARTYの事で一杯かもしれないけど、
「3つだけなら私でも覚えられそう。よしここはきちんと聞いてみよっか~。」と
心を入れ変えて彼女のスピーチを真剣に聞いた卒業生も少なからずいたのではないでしょうか(笑)
① 女性は、自分を知ることがとても大切だと強調しています。
"You must have some vision for your life. Even if you don't know the plan,
you have to have a direction in which you choose to go. (略)
You want to be in the driver seat of your own life because if you are not, life will drive you."
「自分を知ることは難しい問題だけど、これを理解し、自分の生き方にVisionをもって生きなさい。
今は自分の人生のプランがどうなるか分からなくとも、どの方向へ行きたいのかということぐらいは
持っていなくちゃいだめ。人生はドライブのようなもの。でもあなた達は、その車の助手席ではなく、
ドライバーシートにいなくちゃいけないの。あちこち振り回されるようなドライブ(人生)ではなく、
自分が誰であるからを理解しているからこそ、目的地がどこかわかり、それを目標に自分で操縦する
ドライバーシートに座っている人生、そんな生き方をしなさい。」
卒業生でない私たちにもグッとくるようなメッセージですよね。
残りの2つについて更新をお待ちくださいね。
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①自分が誰なのかを知ること : Know who you are and what you want
②自分の才能を使って与えること : Find a way to serve
③正しいことをすること : Always do the right thing
スピーチを通して「私の言いたいことは3つだけ、たった3つだけよ」を連発し、
論理の立て方もとてもシンプルにまとまっています。
きっと学生達の頭の中はこの式の後のPARTYの事で一杯かもしれないけど、
「3つだけなら私でも覚えられそう。よしここはきちんと聞いてみよっか~。」と
心を入れ変えて彼女のスピーチを真剣に聞いた卒業生も少なからずいたのではないでしょうか(笑)
① 女性は、自分を知ることがとても大切だと強調しています。
"You must have some vision for your life. Even if you don't know the plan,
you have to have a direction in which you choose to go. (略)
You want to be in the driver seat of your own life because if you are not, life will drive you."
「自分を知ることは難しい問題だけど、これを理解し、自分の生き方にVisionをもって生きなさい。
今は自分の人生のプランがどうなるか分からなくとも、どの方向へ行きたいのかということぐらいは
持っていなくちゃいだめ。人生はドライブのようなもの。でもあなた達は、その車の助手席ではなく、
ドライバーシートにいなくちゃいけないの。あちこち振り回されるようなドライブ(人生)ではなく、
自分が誰であるからを理解しているからこそ、目的地がどこかわかり、それを目標に自分で操縦する
ドライバーシートに座っている人生、そんな生き方をしなさい。」
卒業生でない私たちにもグッとくるようなメッセージですよね。
残りの2つについて更新をお待ちくださいね。
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